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トロッコ [懐かしの模型たち]

別の探し物をしていてジャンクボックスの中から発見したのが、こちら。
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いまからかれこれ50年ほど前の高校時代に、主にプラ板で自作した加藤製作所風のディーゼルロコ。全長は40mmあまり。
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おそらく、高校の鉄研の仲間にも見せていない未発表作。昔は走りました。
フロントグリルや
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朝顔型連結器もプラ板から自作。
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ジェリカンはフジミの1/76戦車のパーツを流用。あ、うしろの連結器が折れてる!
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本機は、機械室の蓋が外されてエンジンが見えるのがミソ。
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車体を外したところ。
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モーターは、当時愛用のキャラメルモータでもキャブに入らなかったため、なにかの缶詰の、ブリキの空き缶を切り出して自作した外枠に交換して小型化。
エンジンルームのバッテリーやコンプレッサは、確かナロー用のパーツとして市販されていたもの。
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エンジン本体は、HOの真鍮製のエアタンクを利用。ちゃんと空冷用のプロペラ(?)もつけてたんですねー、我ながらびっくり。
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下回りは、MINITRIXのT3のを流用。
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この当時、ナロー用の動力として結構定番だったもの。最初はナローの蒸気機関車を造るつもりで手に入れたものの、実力がついてゆかず断念。紆余曲折を経て、ロッドを外し、3軸を2軸に切り詰めた上でKATO WORKSに化けました。
ROCOの鍋トロや箱トロを牽いて快調に走っていましたが、ブリキの薄板に穴をあけただけの軸受けが摩耗して回転子の回転にガタを生じ、走らなくなってしまいました。
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もう一両見つけたのが、
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同じころに造った、森林鉄道などでよく見るモーターカー。動力機構以外は全てプラ板製。
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こちらは単行専用なので、下回りはずっとプリミティブ。
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ご覧のように真鍮板をコの字に曲げただけの1軸駆動です。
こちらも、キャラメルモーターがキャブ内に入らなかったためブリキの外枠に交換しており、
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軸穴が摩耗してしまって、今は走りません。
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青い森のヨッチン

ぜひ今の技術でUPDATEして走行させてください
エンジンのリアルさ凄いなぁ
by 青い森のヨッチン (2022-07-18 11:41) 

hideta-o

青い森のヨッチンさま
近くの細かいものが見えにくい、指先が乾いて小さなものがつかみにくいといった状態により、昔より今の方が技術力が落ちていますので、復活はむりですねー、モニュメントとして置いておきます。
by hideta-o (2022-07-19 08:16) 

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