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路面電車レイアウトの規格について(その3) [軌道]

〈曲線ユニット〉
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曲線ユニットの曲線半径は、ユニトラックの曲線線路の曲線半径を基本とします。ただし路面軌道は、電車が急カーブを通過するのが醍醐味の一つですので、曲線半径をできるだけ小さくするのがよろしいかと考えます。
私のレイアウトでは、標準の曲線半径を、内側線、外側線ともに、ユニトラックの最小の370Rとしています。そして前々回にご説明しましたように、同じ曲線半径(R370)の内側線、外側線を、複線間隔分である42㎜の直線(直線のユニトラックをカットしたもの)を介して、互いにずらして接続して、曲線ユニットを構成しています。
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なお、Nのユニトラムの曲線半径が150Rですので、HOならその2倍の300R程度の曲線がほしいところですが、残念ながら製品がありません。
そこで私は、HOユニトラックの曲線線路の規格に合わせて、370Rより曲線半径が60mm小さい、310Rの曲線を自作して、レイアウトの一部に組み込んでいます。曲線半径の差を60㎜間隔とすれば、HOユニトラックのシステムにスムースに組み込むことができるためです(図3、4)。
kaiset10.jpg
kaiset11.jpg
そのため、さらに曲線半径の小さい曲線線路を設定する場合は、やはり差を60㎜間隔とするのがよろしいでしょう。具体的には、310Rの下は、
250R、190R…
とすることをご提案します。(この項続く)


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