バウザーPCC

海外のオークションで、BowserのAll-ElectricPCCカーのボストンバージョンを入手。



ところがこれが訳ありで、最初の設定価格が低かったうえ、入札価格も予想外に伸びずに、バウザーのこのシリーズのPCCカーの、通常の落札価格のおよそ1/2～1/3程度という安価で落札。
不思議に思って、オークションサイトに掲載されていた商品写真からいろいろと調べてゆくと、バウザー社が、米国各地のミュージアムショップにお土産品として供給していた動力なしバージョンと判明。

しかも、鉄コレみたいに台車のディテールがあれば、車輪を交換したりしてなんとか走行可能にできるのですが、ご覧のように


台車回りは完全に省略されています。
またポールもプラ製で、箱から取り出す際に指が引っ掛かっただけで、簡単に折れてしまいました。冒頭の写真でポールがないのはこのためです。

ポールは交換するとしても、PCCカーの動力なんて日本では簡単に手に入りそうになく、思案していたところで見つけたのが前回のバックマン2で、今回の商品到着前に先行して落札。
https://ho-blog2.blog.ss-blog.jp/2021-08-15
https://ho-blog2.blog.ss-blog.jp/2021-08-15-1
フィラデルフィア交通局さんには申し訳ないのですが、バックマン2の下回りを今回のバウザーに流用する予定。それと、もうひとつ気になるのが車体の色と社名の標記。

ご覧のように他のボストン車と比べてオレンジが濃すぎます。というか、赤に近いこの車体色は、実はMTA時代後期の色合いで、そこにボストン高架鉄道の標記は間違い。おそらく、サンフランシスコのFラインの、ボストンカラーバージョン車の塗色と標記がこの組み合わせになっているのを、そのまま採用したものと思われます。

コメント 1

nice!をいただいた皆様。ありがとうございます。
by hideta-o (2021-09-17 22:43)