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バス動力化(その4) [バス]

(3) スロットカー式(BMI=4)
busmo09.JPG
自動車模型を走らせるシステムとしては、古くから、ラジコンの他にスロットカーが知られています。中でもHOスロットカーは、車体の縮尺はおよそ1/64ですが、モーターに給電する電路の幅が16mm前後であることからHOの名が冠されています。
バスを動力化するにあたり、最初に目を付けたのがこのHOスロットカーで、何種類かのシャーシとコースを入手して検討したのですが、何しろレースカーなのでスピードが速すぎました。
スロットカー式は、(a)のタイヤ走行、(b)の速度制御が可能である上、とくに前輪に操舵機構(d)を組み込めば、(e)の内輪差を表現することも可能と思われます。しかも、併用軌道以外での走行も可能です。
そのためBMI4としました。
ただし、併用軌道以外での走行のためには、下の写真のように路面に電路を埋め込み、電路の間にスロット(溝)を設ける必要があり、併用軌道より却って施工に手間がかかってしまうというデメリットがあります。また、HOスロットカー自体が退潮期にあるようで、部品の調達が困難になりつつあるという問題もあります。
busmo10.JPG

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